2008年10月25日土曜日

癒されたいのですかぁ

癒し。
って~セールスポイントみたいによくうたわれているが。
なんですか。その癒すって。
みんな、何をそんなに癒されたいのですかぁ。
世の中そんなに病んでいるのですかぁ?
リラックスとか、癒すとか。
抗菌グッツをうたうのと同じくらい。いやだ。

って言う私が病んでいるのかー。
でも。
抗菌グッツとか買うようになりたくない。

p.s.抗菌グッツと癒しの関連性? まあ。なんか相通ずるんですよ。

2008年10月20日月曜日

アウトロー

  
アウトロー。
何を隠そう、私が子供のころから望んでも。
望み続けてもなれないもの。
アウトロー。

中学生のころから、
保守的なことを嫌悪し。
常識を軽蔑し。革新を愛し。
世間の枠から外れれば外れるほど。
よしとし。
外れば外れるほど格好いいと思ってきた。

だから。
「私は小学校、実はほとんど行ってなくてさあ。
中学も高校も、週3日くらいは行ってたような気がするけど、
途中で抜け出して映画とか観にいってたりしてたからね。
まあ。親父もヒッピーだったから血かな」

なーんていうのが。
私の理想なのであるが(←バカ)。
現実はというと。
親父は普通の親父だし。
小学校も嫌々ながら毎日行き。
中高も、合せて3日くらいしか休んでいない。
今の職場だって3年経つが当日休みなぞ一日たりとない。
社会から外れるどころか、歯車状態。
(まあ歯車ほど役には立ってないが、スタンスが歯車ね)

職も転々とし。
日本を飛び出したり。
へんなこともいっぱいして。
いわゆる、まともな道では全くなかったが。
それでも決して。
私は。アウトローではなかった。

なぜならば。
根っからのアウトローは。
社会の枠からはみ出したいなんて思わず。
はみ出している自らを嫌悪し。
普通でありたいと思うはずだからだ。

アウトローになりたい。
と思っている以上。
わたしは普通であり。
あー。サラリーマンなのです…。

そして。
私がサラリーマンを見下さなくなったとき。
サラリーマンを抜け出せる日が来るのかもしれない。
それが世の性というもんだ。
(『抜け出す』という表現を使っている以上、
抜け出せないのだ。分かるかー。この理論)

でも。やっぱり。
会社に行くとアトピーが出ちゃう。
とかいうのが
カッコイイんだよな。

会社に行くとアトピー。
いいよね。
出してみたいもんだ。

p.s. ↓これが妄想上のヒッピー親父像(理想)

画: マユゲ

2008年10月17日金曜日

年齢と許されざる感動

会議中。
「E.T.」って面白いかあ?
という話になった(<--進行役、私。コラーッ!私は何を話しているんじゃーッ)。
あのスティーヴン・スピルバーグのである。

まあ、あれはファンタジーだから。
ファンタジーを失った大人が見ても面白くないわけで。
逆に大人がいつまでもあれを観て喜んでいたら問題なわけで…。
少年の心を持った大人。とかいうが。
それはそれで気持ちが悪い。

だから。
大人なのに、ちょっとしたことで。
いちいち目を輝かせ。
いちいち感動する人っているけれど。
あのねー。あんた。
オバハンのくせして。
昨日生まれてきたフリとかするんじゃなーい!

大人なんだから。
いちいち感動しないの。
感動してもある程度は押さえるの。
オープンな心、オープンな人とは。
すべてをさらけ出すことではない。

中学生のとき好きだった。
ロブ・ライナーの『スタンドバイミー』。
あんな甘酸っぱい映画に。
今、同じように目を輝かせてしまったら。
私は死にたい…。

2008年10月15日水曜日

備えとは

私の職場では。
地震に備えて社員3日分の食料と水が備わっています。
と自信満々に言うのだが。
なーんか考えが浅はかだなあと思う。

そんなてんやわんやの事態の時には。
あそこに行けば水があるにちがいない。と、
(その駅で降りる人は皆うちの社員というくらいのデカい所なので)
「水を~っ!」と近隣住民が押し寄せるにちがいない。
そんな近隣住民を押しのけて自分たちだけ、
『クイクイッ』っと水を飲むのだろうか。
企業もイメージダウンです。

そんなわけで。
備えとは。
焼けただれた人の『水を~ッ』を無視できないかぎり、
自分だけ備えていても全く意味はない。
という説に達した私は。
5階に住んでいるのだが。
火事の時に脱出するロープを隣の人の分まで買ってある。

なぜならば。
ススでただれた顔で泣け叫ぶ隣人を前に。
グッとロープを握りしめ隣人を一瞥し。
自分だけロープを辿ってスルスル~っと降り。
自分は助かり。隣人は死に。
で、私は生涯、人殺しで苦しむのであった…。
チャン。チャン。終り。

という事態を避けるべく…。

502号室の隣人。
私はあんたの顔も名前も覚えていないが。
あんたの命の綱をこっそり持っているのよ~。
いざとなったら投げるわよ~。

p.s. 降りやすいように1mおきに結び目を作り、あんた用の軍手も用意してあります。

2008年10月14日火曜日

お財布に見る

女子はどうして。こう。
二つ折りの財布を太っちょにし。
コロコロした、不細工な財布を持つのでしょうか。
で。その太っちょ財布だけを。
手に抱え(小脇に抱えるみたいな感じだけど手ね)、
ランチに行くのですねえ。
単純にあの光景がどこか間違っている。

あの財布を見ると。
女とは、
あー。バカかもしれん。
と思う。

そんなわけで、
わたくしの小物も男性化していくのです。

2008年10月13日月曜日

考察: 天職と単純労働と世の中

世の中は。
おそらく信じられないくらいの量の単純労働の上に成り立っている。
単純労働の果てにベルトコンベアに乗って製品が出来上がり。
単純労働の果てにスーパーに物が並ぶ。

先日、職場で私に。
「今の仕事が天職だと言えるか」
と問うたおっさんがいたが。
おー。ちょっと待てー。おっさん。
なんだ!?その皆天職に就くべきだみたいな楽天的思想は!?

皆が天職に就いたら、
世の中は成り立たないのじゃ。
皆が天職に就いたら、
物は製造されないわ、運ばれないわ。
スーパーに物は並ばなわ。
公共のトイレだって、誰も掃除してくれない。

世の中は好きでない事をしてくれている人たちによって。
成立し、廻っている。

単純に皆天職に就くべきだとか。
こうすればあなたも成功者とか。
やっぱり、しっくり来ないのですな。


注:1)好きな事を職にしている人が楽をしているという趣旨ではないので注意。2)ここで言う単純労働とは人として考えることを放棄せねばならない仕事だが(これらは拷問メニューにもあるという)、上記の職がそれに必ず当てはまるというわけではない。

2008年10月9日木曜日

舗装道路

世に存在する舗装道路がすべて作られたというのが。
どうも理解できない。
しかも。
ガガガーっと道をならしアスファルトを敷き詰め、ローラーで押し。
という手間のかかる作業が、
ほんの近代においてすべて為されたわけで…。
「今日も道路作りにかり出されてさあ」
という人がどの家にも一家に一人いるならばわかるのだが…。

で。関係ないけど。
日本語で『どーろ』、英語で『ろーど』
『どーろ』『ろーど』『ロード』『ドーロ』
これもわけわからん。

で。明日もそんな道路の上を歩き、
そして、世の中は道路だらけ。
あー。気が狂いますねえー。

2008年10月8日水曜日

正しき肉の買い方

数キロの肉の塊を見て。
うわー。気持ちわる~い。と言いながらも。
スーパーで細切れ肉100gとか買っている女子とかは。
絶対的想像力の欠如なのではないかと思う。

だから。
スーパーのパックの肉を買うときは。
牛の瞳がこちらを見据え、モ~。
豚がブー。グエッと電気にかけられ。
コケ~ッ!クワァッ。とにわとりのクビがはねる。

モ~、モ~。
ブー、ブー、グェッ。
コケーッ、クワッ、クワッ。
とそんな反響音を聞きながら、肉をカートにホイホイ入れるのが。
正しき肉の買い方なのではないかと…。

余談だが。
牛タン食べるときなんて。
いつも。
んー。舌と舌が…これはまさしく牛とのディープキス。
と思うから。
私は、旨いと思ったことがない。

2008年10月4日土曜日

一生懸命

『一生懸命』というのは美徳とされているが。
一生懸命になる必要性もよくわからん。
好きでやっていることを。
一生懸命というのはおこがましいし。
なによりも、一生懸命というのは端から見ると醜い。
本当に醜い。

だから。
『一生懸命』さを公然と見せて許されるのは、
ケツが青い中学生までで。
大人は、
ひっそりと熱く。
ひっそりと一生懸命なのが。
スマートな生き方というもんだ。

人は、その過程なんて見たくはないのよー。

2008年10月2日木曜日

ちっぽけな話

色白がよしとされる日本において。
よく、色黒だよね。とか色白だよね。とか言うけれど。
たかが日本人同士の色のちがいなんて。
微々たるもんで(注)。
「あの人、色白のつもりらしいけど。黒いよね」
っていう会話を聞くと。
なんか、ちっぽけだなあと思う。

2008年10月1日水曜日

考察: 一人旅

思い返せば。
12年前のタイ。14年前のN.Y.。
どちらも、歩き疲れ、 冒険もする気力もなくなり。
最後には、時間潰しに苦戦した。

4年前のポーランド。
カフェでもひとりだと30分くらいしか持たず。
行きたいところも、もう既になく。
あー。また明日もかー。どうすっかねー。

オーストラリアのアウトバックでも。
土ぼこりにまみれ、ハエとのエンドレスな戦い。
24時間は長かった…。

しかし、まあ。こうみてみると。
あんた、旅ヘタだし、嫌いじゃん。 となるのだが。
やはり。
人として、ひとり旅はしておかなければいかん(<--これも持論ね)。
ひとりの時間を楽しめる上で、人と一緒に過ごす。のと、
ひとりの時間を楽しめないから、人と一緒に過ごす。のでは、
ちがうのじゃー。

さて、今回の沖縄。
原付というおもちゃを手に入れたため。
日課は、毎朝、晩とカフェで1時間ずつ地図とにらめっこ。
昼は走りつづける。 まあ。走りつづける意味も不明だが…。
自分に教養があったかと問うてみると(参照:旅の定義)。
おもちゃのおかげで、教養が付いたかのように一見みえるだけ。
といったところか。

まあ。ともかく。
中島らもが言うところの『教養』をつけるため、
つがいの人でも。
たまには一人旅をすすめる。
そして、国会議員ともなる人には。
議員になる前に。
1年間海外バックパッカーひとり旅を必須としてほしいもんだ。