2009年3月26日木曜日

善行と気分とマザーテレサ

世の中的に。
良しとされていることや。
偉いとされていることは、まあいろいろある。
一生懸命に何かに打ち込んだり。
家族を養ったり。
ボランティアしたり、人のために何かをしたり。

でも。
突き詰めると。
そうしないと良心の呵責にさいなまれたり。
気分が悪かったりして。
結局は。
自分がそうしたいから。
そのほうが気分がよいからするわけで…。

たとえ、人のために割いた時間でも。
そのように選択したのは自分なのだ。
だって。
そうしないと。気分悪いんだもん。

人のために生きたと言われるマザーテレサだって。
自分のためでもあったはずだ。
奉仕することで気分がよかったはずだ。

そう考えると。
別に物事に偉いもクソもない。
だから。
人のために生きよう!
とはよく言うが…。
結局は自分なんじゃないのー?ンー?ホレ~。
と肘で突っつきたくなる。
別に自分のためでもよいのだが。
そういう自覚が欲しいのだ。

マザーテレサまで持ち出し。
また問題発言をしてしまった。
これもまた。
言う選択をしたのは自分であり。
そうするほうが気分がよいからなのですねぇ。

2009年3月16日月曜日

考察: 自由が丘平日昼11時

自由が丘。昼11時。
同年代の主婦10人ほどが
スタバで歓談していた。
なぜか、異様な光景に見えた…。

人はある程度、社会やコミュニティに属するものだ。

私は。
学生でもなければ、働いている人でもなく。
誰かの奥さんでもなければ。
親に寄生するニートでもなく。
旅人でもなければ。
仙人でもない。という、
なーんにも属していない時期がしばらくあったのだが。
(プラス、なーんにもしていなかった)
それはそれで。
なかなか気が狂うものであり。
永遠には続かないものであった。

やっぱり。
人は社会生活を送るならば何かに属することとなる。

友人曰く。
単一民族の社会は病みやすい。と。
確かに。
我々日本人は多様性に慣れていない。
その中で更にコミュニティや社会に属するわけで。
狭い世界ったらありゃしない。
その中では更に不健康な状態となる。
だから。
どんな所に属していようと。
一歩、輪から下がって傍観する姿勢は欲しい。
属しているが、属していない。
その中立点でないと。
ものは見えないのではないか。

しかしまあ。お前ら。
そうですよねー。って言い合うのは。
会話じゃないのだー。

あの異様さは。
年齢も性別も、生活レベルも自分の置かれた状況も。
なにもかもが同じである中で(<--勝手に決めている)。
そうですよねー。と言い合う。
虚しさが空気となり漂った結果なのかもしれない。

まあ。
たかが、そのテーブル脇を通りすぎた者に。
ここまで言われるのもよけいなお世話ね。

以上、
とある平日の昼間に見た光景の考察でしたー。

2009年3月8日日曜日

勝手に決定: 今生の務め

私はながーい間。
サラリーマンを。
人生に安定だけを求めるつまらん集団。
と認識し、軽蔑してきた。
とは言っても。
自分も『契約』という身で企業で働いてきたわけで。
(注: 例外、シリーズ: 履歴書に載らない履歴 #1)
まあ。契約だって彼らと同じサラリーマンなのだが。
私にとって『契約』というのは。
『安定』を選んでいない証であり。
私の最後の砦で。
アイデンティティであり、誇りであった。

で。
別の人種と認識しているサラリーマンや、
会社の女子と過ごす日々は。
金のためと割り切り。
同化しないように、自分のスタイルを守り続けた。
そんなんだから。
ビジネスカシュアルギリギリの服装や。
『ドロップハンドルの自転車で通勤する女』の図。
とかにいちいち反応され。
その度に。
お前らは、社会の多様性に対して免疫がなさすぎる…。
とやるせなくなったもんだ。

しかーし。
最近、わかったのだ。
蔑視していたサラリーマン達も。
ロボットではなかったのだ。
創造的な事をする人もいれば。
組織と闘う人もいる。
そうか。
私は、私が蔑視していることが実は違うんだ。
という事を理解するために。
きっと。こーゆサラリーマン社会に送られているのだ。
で。
私は私で、その社会に対し。
「ン!??なんか変な人がいるー」
という別のエッセンスを与えるためにいるのかもー。
と思うのである(ちょっとおこがましいが…)。

わかった。
そうか。それが私の務めならば。
もう抜け出すことは考えない。

明日も、腰のタトゥーをチラつかせながら。
サラリーマン社会で堂々と働くのだ。
フフフ。
タトゥーはドレスじゃないからね。
会社のドレスコードにひっかからないし。ガハハ。

あー。こんな事していると、
エッセンスを社会に注入する前に本当にクビになるかも。
いかーん。
今生の務めが…果たせなくなる…。

2009年3月1日日曜日

得るための権利

ドキドキを得たければ。
安定を失い。
安定を得たければドキドキを失う。

何かを得るということは。
何かを失うことであり。
失ってもよいと思うとき。
初めてその欲しい何かを手に入れる権利がある。
のだと思う。