2009年3月8日日曜日

勝手に決定: 今生の務め

私はながーい間。
サラリーマンを。
人生に安定だけを求めるつまらん集団。
と認識し、軽蔑してきた。
とは言っても。
自分も『契約』という身で企業で働いてきたわけで。
(注: 例外、シリーズ: 履歴書に載らない履歴 #1)
まあ。契約だって彼らと同じサラリーマンなのだが。
私にとって『契約』というのは。
『安定』を選んでいない証であり。
私の最後の砦で。
アイデンティティであり、誇りであった。

で。
別の人種と認識しているサラリーマンや、
会社の女子と過ごす日々は。
金のためと割り切り。
同化しないように、自分のスタイルを守り続けた。
そんなんだから。
ビジネスカシュアルギリギリの服装や。
『ドロップハンドルの自転車で通勤する女』の図。
とかにいちいち反応され。
その度に。
お前らは、社会の多様性に対して免疫がなさすぎる…。
とやるせなくなったもんだ。

しかーし。
最近、わかったのだ。
蔑視していたサラリーマン達も。
ロボットではなかったのだ。
創造的な事をする人もいれば。
組織と闘う人もいる。
そうか。
私は、私が蔑視していることが実は違うんだ。
という事を理解するために。
きっと。こーゆサラリーマン社会に送られているのだ。
で。
私は私で、その社会に対し。
「ン!??なんか変な人がいるー」
という別のエッセンスを与えるためにいるのかもー。
と思うのである(ちょっとおこがましいが…)。

わかった。
そうか。それが私の務めならば。
もう抜け出すことは考えない。

明日も、腰のタトゥーをチラつかせながら。
サラリーマン社会で堂々と働くのだ。
フフフ。
タトゥーはドレスじゃないからね。
会社のドレスコードにひっかからないし。ガハハ。

あー。こんな事していると、
エッセンスを社会に注入する前に本当にクビになるかも。
いかーん。
今生の務めが…果たせなくなる…。

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