2010年2月8日月曜日

ドイツで鍛える生活 #9

**** 幸福⇔不幸論 ****

私の人生には。
『何でも当たり』という特性がある。

つまり。
景品から普通起きないことまで。
まあよう色々、当たるのです。
箱に手を突っ込む景品のクジなんて。
手で掴んだ瞬間。
あ〜っ!掴んだ。しまったー。
あー。これ、きっとアタリだ。
という感触すらある。
で。本当にアタリだったりする。
でも。なぜ嬉しくないかというと。
人生において、ずっと幸運ということはないわけで。
くだらん景品とかに幸運を費やしている場合ではないのです。

つまり。
幸運とか幸福というのは。
限りある資源のようなもので。
その幸福資源を増やすには。
不運と不幸を経験するしかない。
不運と不幸を経験するとで、ご褒美ポイントとして
幸運と幸福資源が増え、貯蓄されるわけで。
あー。人生とは、
結局。不幸でも幸福でもない。
とうのが最近の私の説。

そして。
例にもれず今回も『当たり』が来ましたー。
私の住んでいる街、ドイツ、リューベックは。
冬は雪は年に1, 2回。気温は寒い時でマイナス5度程度。
というのが常識なのだが。
今年は『当たり年』。
もー。毎日ドカ雪。吹雪だったり。
とかいうのが既に1ヶ月も続いている。
気温もマイナス10度を超える日も多々ある。

というわけで。
毎日、マトモに歩けないようなコンディションの中、
雪の上をヨロヨロと自転車で通勤しているのだが。
地面が凍っていたり、雪でぬかるんでいたりするので。
道中半分は自転車を押しているという次第。
3足持って来たブーツは2ヶ月でどれもボロボロ。
なんつうか、こう自然がキビシイというか。
毎日自然と戦っているという気がするのですねぇ。

こんだけ寒く自然もキビシイと。
顔もやっぱり険しくなるもんです。
自転車も超真剣に乗らないと雪で転ぶし。
寒いと、気分は。
ノンベンタラリンとはなりません。

私は過去、世界各国の人々を観察した結果。
人間の性質は太陽が作るという結論に達した。
つまり。国民性とかというのも。
太陽の日照時間の影響がほとんどなのではないかと…。
外がキーン!と寒かったら人間もキーン!となるわけで。
キーンとなってたら、レゲエとか唄って踊れんわけです。
やっぱり。
全ては太陽の陽の量と風土が物事を作っている気がします。
そして。
寒いことによって。
ヨーロッパは発展したのではないかと…。

ま。
こんな風にぐちゃぐちゃ考えているのも。
お外が寒いから家でひたすら、
キーボード打っているわけですねぇ。

そして。私は。
毎日自転車を押す代わりに。
お気に入りのブーツがボロボロになっていく代わりに。
幸福資源の貯蓄を増やしている。
と願いたいもんです。

あー。そうだ。景品が当たってしまうんだったー。
景品に持っていかれるだけか。ウーン…。

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