2010年4月13日火曜日

ドイツで鍛える生活 #16

**** 日本の芝生は青かった ****

実は。夏服や物を取りに行く次いでに。
休暇を取り、1週間ほど日本に帰った。
おー。シャバだ!
シャバですよー。

成田へ着いたとたん。
携帯でメール送りまくりーの、返信しまくりーの。
成田エクスプレスに乗っている1時間半、
ずっとメールしていた。
そう。これなんですよ。
あー。なんか戻ってきた!
たぶん。自分が本来いるべき場所へ。
待ってくれる人たちがいるこの世ヘ。
マイ・ホームタウン。
そう。これが本来のあるべき姿なのだ。

というのも。
ここ。リューベックに来てから。
家探し&引越し手続きで携帯が必須だった時もあったが。
それ以降。
私の携帯使用量は、毎月50セント程度(60円)。
いかにこのゲルマン社会に入れていないかがよくわかる。

で。久々のシャバ、日本では。
毎日、昼から夜中まで。
人を変え、場所を変え。
一日中しゃべりまくった。
いやー。シャバはやはり楽しい!

というのも。
「日本は暑いの?」とか。
「東京はどれくらいの人口なの?」とか。
そんな会話はもういいのです!
もう年を取ったら深い話しかしたくないわけです。
しかし。外国にいる以上。
そういう会話はついてまわる。

ドイツで就職し、暮らすということは。
一見、バージョンアップされた世界で暮らすようにも見えるが。
実は。
ものすごーく低レベルな世界で生きているとも言える。
だって。
『スシ以外、なに食べるの?』とか。
そんな質問。日本にいたら小学生でも聞きませんわ。
外国で暮らすということは。
会話レベルをそこまで落とし、
日々トンチンカンな質問に答えることでもある。
ま。それがこちらの学びにもなるわけではあるが…。

そんなわけで。1週間のシャバ生活。
隣の芝生の方が青く見えるのが人間の性という例にもれず。
日本の芝生はとても青く見えたのだが。
ここ、リューベックの芝生も青く見えるようになった時。
私はこの土地を離れ、
日本に帰還することになるのだと思う。
人生とはおそらくそんなものであろう。

その時まで。
『深い会話』というエンターテイメントは。
お預けか。
はたまた。
それをここでも可能にするのがここでの人生ドリルか。

修行は続く…。


2 件のコメント:

  1. うっそー!日本に帰っていたのかイ?私たちもでした。もしかしたら同じ時期に帰っていたかも知れないね。私たちは成田着で羽田に移動したので東京にいたのは一晩だけだったけど。今時差ぼけと戦ってます。
    3年ぶりの日本は良かった...。

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  2. あれー?言わなかったっけ?
    そっか。東京に一泊してたんだー。会いに行けたかもっ。残念。
    そうそう。日本はよかったのですよ。ドイツに帰ってきたら皆に顔が超リフレッシュされていると言われた。

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