2010年4月19日月曜日

ドイツで鍛える生活 #17

****  人は虫の知らせを活用できるか ****

こちら(ドイツ)の卵は。
サルモネラ菌がいるから。
ちゃんと火を通さないといけない。
と聞いてはいた。
しかーし。完全に無視。

うどんには温泉卵でしょ。と。
温泉卵を作って食ったら。
12時間後、何かおかしい…。
24時間後、いよいよ本当におかしい。
これは話に聞いていたサルモネラ菌ではないか!
やられた…。食中毒。

そして。30時間後の夜中。
いよいよ本当に死にそうになり、
ちょっと救急車か〜!?
と頭をよぎったが。
救急車の電話番号って。
えっ。何番だっけ?
というわけで格闘の末、
自力で復活したのだが…。

そういえば。
虫の知らせはあったのだ。
卵を鍋に入れるとき。
何の変哲もない卵だが。
なにか。ン?!ムムっ!と思った。

過去にもタイで。
あ。この店は絶対ヤバイ!と思ったことがあった。
しかし、断るのは失礼な状況だった。
結果。やはり食中毒。

つまり。人間は。
ムムッ。とか。ン!?とかいう。
虫の知らせは受け取れるのだ。
しかし。問題は。
その根拠のない『ムムっ!?』だけで予定を変更できないのだ。
何かムムっ。と思って。
半熟たまごのせうどんをたまごなしに変えられるかと言うと。
やっぱり変えられないのだ。

しかーし。
究極の虫の知らせだったらどうするか。
例えば、出張でヒコーキに乗る朝。
鏡に映る自分を見て。ン!?となり。
で。鏡がパリンッと割れたとき。
君には。
ヒコーキに乗らない。という選択肢があるか。
仕事だったりすると一人だけの問題じゃないし。
いやー。キャンセルする勇気はない…。

というわけで。
せっかくの虫の知らせも。
有効活用は難しいのです。

あー。鏡が割れても。
あー。ヒコーキ乗るのか…。
もー。究極…。



0 件のコメント:

コメントを投稿