**** フツーの暮らし ****
冷凍庫の霜を。
ガンガン調理ばさみで削っている途中。
冷凍庫本体のフロンガスのパイプに命中。
プシュ〜っ。プシュ〜っ。
とガスがすごい勢いで吹き出し。
冷蔵庫本体が死亡した…。
あーあ。
固まった霜が。
ごそっとそげ落ちる快感に。
酔いしれた代償は。
ごそっとそげ落ちる快感に。
酔いしれた代償は。
あまりにもデカかった…。
大家の冷蔵庫だから。
弁償しないといけないのだが…。
弁償しないといけないのだが…。
しかし。これ。
金を出しさえすれば即解決する問題でもないのだ。
古いものの引き取りや配達日の手配。
日本みたいに。
配達の時間の指定は細かくできないし。
配達の時間の指定は細かくできないし。
夜は配達してくれないし。
土日の配達はないし。
(土曜日はしてくれるところあるかも)
(土曜日はしてくれるところあるかも)
で。私は。
配達される時間帯は家にいない。
このへんの問題をクリアしないといけないのだ。
そして。苦手なドイツ語でのやり取り。
これはまあ。
勉強していないので自業自得であるが…。
ともかく。
あーあ。霜取り。
ほんと。余計な事をした…。
ま。気を取り直して。
とりあえず、自然冷蔵庫。
窓の外に食料を移動。
そして。翌朝。
外に出しておいた牛乳を取り出すと。
カチンコチン。
牛乳パックを破き解体し、
四角くなった牛乳を手で掴んで。
包丁で必要な分だけ牛乳を切り、鍋に入れる。
なんだこの生活。
エスキモーか…。
エスキモーか…。
はい。次。
シャワーを浴びる。
シャワーを浴びる。
あれ〜。お湯が出ん。チベたい…。
時間帯が悪いのか。と思い。
またいそいそと服を着る。
次。
四角い牛乳が液体になったところで。
カプチーノを作る。
さて。シャワーはどんな案配かと。
もう一度試すと。
おおっ。お湯が出たが。
ウーっ。ぬるっ。
どうもうちは外が寒いと。
ぬるーいお湯しか出ないのよね。
まあ。仕方ないのでそのまま浴びる。
あー。ぬる〜い。
もう何ヶ月、熱いシャワーを浴びてないことか。
熱いシャワーを浴びたいなー。
と。まあ。
会社行く前の朝だけでこんな状態。
もーーーーっ!
こんな事。
東京にいた時は思ったこともなかったが。
なんかフツーの生活がしたい…。
どこぞのアイドルじゃないが。
もう普通の女の子に戻りたいっ。
とは言わんが(女子キャラじゃないしね)。
もう普通の暮らしに戻りたいっ!
でも。ドイツ人たちは。
なーんの問題もなく。
フツーに暮らしているように見受けられる。
でも。それは。
なんでだか。
なーんとなくわかるのよね。
次号では。
そのからくりを。
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