会社も終わった。
あとはドイツ撤退に向けて。
まっしぐらなのであるが…。
近々、大家が家を見にくるというのに。
洗面所の電気の接続ケーブルがどっかで外れてて。
電気がつかない…。もー。
さてと。
手続き関連が色々山積み。
インターネットの解約やら電気、水道、暖房代の精算。
ドイツ版NHKみたいな公共放送の解約(GEZ)。
銀行と口座の閉鎖についての打ち合わせ。
引越し荷物の手配など。
ウーム…。
これまた全部ドイツ語で切り抜けるわけで。
もう頭が痛い…。
当然。引越し荷物のパッキングもある。
しかも。スペイン旅行なんかも入れちゃったので。
全てを3日間でやる予定なのである。
ドイツの解約は何でも(ネットやら携帯やら、家など)。
基本。月末から数えて3ヶ月前に言わないといけない。
(つまり、実質。3ヶ月半くらい前に言う)
しかし。家は自分で後釜を見つければこの制度は免除される。
で。今回、運よく次に住む人を見つけたので。
(参照: ドイツで鍛える生活 #51)
色々と助かったのであるが。
問題なのは銀行口座。
もちろん。撤退前夜まで家は使うわけで。
電気、水道、暖房やら、電話なんかも使う。
となると。
それらの精算と引き落としは。
自分が撤退した後に行われるわけだが。
その時には自分はもうドイツにいないし。
銀行口座も閉めて金も持ち出してしまうわけで。
一体どうしたものか…。
で。昔。ドイツにいた時は。
暖房なしのアパート + 低賃金のブルーワーク で。
寒さやらなんやらで精神ともどもイカれ。
わたしゃ、もう一生。
ドイツなんか来ないぞー。
ブラックリストにでもなんでも載せてくれやー。
エイッ!と。銀行口座だけ閉め。
後は知らないもんねー。ってズラかったら。
引き落とせなかった携帯なんかの請求が日本まで到達し。
最後には赤紙のようなすんごい警告とかが来たりして。
きゃー。ナチ。とかビビリまくり。
結局。延滞金を含め、高い海外送金をして払うハメになったので。
今度はちゃんとしたいのである。
まあ。無謀な事をするにはもういい年だしね。
というわけで。
やるぞー。手続き。開始!
まず。役所に行き、ドイツの住民票を抜く。
ハハー。もう住民じゃないぞー。
もう給料の40%の税金を払わなくてよいんだ。
いや。まあ。給料もなくなるんですけどね。
ハイ。ホント。
たくさんドイツ国にお金を献上しました。
次。インターネット。
これは家の後釜の人が使うというので。
一緒にショップに出向く。
名義変更完了!
ウーン。順調だ!
2年契約のモバイルネットも同じ会社なので。
そこで一緒に解約しようとすると。
ショップのお兄ちゃんは。
ここでは出来ないから
本社のカスタマーサービスに『辞めます』
という旨の手紙を書いて遅れと言う。
「えー。解約する用紙とかないわけ?」
「ない」
えー。フリースタイルの手紙ですかー。
なにそれ。
次。TV、ラジオの公共放送の解約。
とある銀行に用紙があるとの噂を聞いたので銀行に出向く。
が。用紙がなかった…。
家に帰り、ネットで。
ドイツ語版の『なんでも相談室』のQ&Aみたいのをみると。
やっぱりその銀行にあるらしい。
もう一度、銀行に出向く。
今度は銀行のお兄ちゃんに
『用紙がほしい』と言ったら出て来た。
あー。もう。何でさっき聞かなかったのか…。
これを。先ほど抜いた住民票のコピーと共に郵送すればよいらしい。
よーし。一個一個解決しているぞー。
そう。今まで。
『鍛える生活』で奮闘してきただけあり。
ドイツ語も手続き関連は意外と問題ないのである。
しかーし。
トラブル解決用語ばかり使っているので。
『これ。解約したのだが、解約されていないんだけど』とか。
『トイレの配管から水が漏れているんだけど』とかは。
スラスラ〜っと言えるのであるが。
実は。お恥ずかしながら。
『今夜、遊びに行かない?』みたいな文句は。
サラッと言えないわけです。
あー。哀しいですねえ。
どんな生活をしてきたのか、この語彙が物語っています。
さて。例のフリースタイルお手紙というのを。
書いておくってみた。
無事。解約らしい。
というか…。
お返事。私がドイツにいる間に間に合うのだろうか…。
しかし。このフリースタイルお手紙。
携帯の解約などでは一般的らしいのだが。
なぜ故に決まった用紙を作らないのか。
必要なデータを書き忘れる人がいたりで、
となると。
手紙が行ったり来たりしてかなり効率悪いと思うのだが…。
ゲルマン=効率。
という世間一般のイメージとかなり違うんですけど。
(実は解約に時間を取らせ、1ヶ月でも2ヶ月でも多く金を取る悪徳商法のような気もするが、まあ。なんも信じられないビョーキなもんで笑)
が。この解約の件。
このあと。意外な展開を見せたのであった〜。
引越し手続きはまだまだ続く…。
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