2009年4月25日土曜日

天気と文句と老化

寒いだ。暑いだと。
私もよく言うが。
よーく考えてみれば。
子供の頃はそんなこと言わなかった…。

しかし。大人になると。
雨でがっかりしてみたり。
湿気が多いだとか。
4月なのに寒いだとか。
なかなか春が来ないだとか。
不満を口にするようになる。

そもそも4月になったらこういう季節だ。
というのも。
いわゆる前例の積み重ねで。
そんなものは地球の異常気象と共に変わるもんで。
時代と共に変わり。
変化する常識と同じである。
(参照: はかなき常識 )

その日ある天気さえを。
感想なしに受け入れられないようでは。
人が日々ありとあらゆることに、
ストレスを抱えるのは当たり前なわけで…。
天気に対して文句を言ったとき。
人は自らのことを。
あー。年だと認識したいもんだ。
そして。
責めるべくは天気でなく。
老化した自分の頭と感性である。

望ましくは。
「雨だ」で終わり。
そのあとに「……」という感想はない。

今日は春なのに寒い。そして雨。
ちょっとがっかり。
そして私は。
自分の老化した感性にがっかりしなければならない。

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