2009年12月7日月曜日

ドイツで鍛える生活 #1

**** 人生の極意 ****

おお。これは想像と違う。とか。
おお。これは想定外であった。とか
おお。わたくしは間違っておりました。とか。

人生はよい意味でも悪い意味でも。
期待や思惑や信念を裏切られることだと思う。

はて。
ドイツ来て初の週末。
こんな誰もいない地の果てまで来てしまったし。
週末と言っても友達いないし、
2日間、誰とも口を聞くこともなかろう。
と思っていたら。どっこい。
 やはり、想像したことは起きず。
(参照: (続2)自説: 想像したことは起きない )
1日で10人以上と話すこととなった。
 というのも。
日本から送ったギターが届かず、
行方不明になっていることが判明。
同じアパートの住人のドアを。
一軒一軒ベルを鳴らし。
『私の荷物を探しているんですが知りませんかー』
と訪ね歩くことに。
親切に対応してくれる人もいれば、
『ないよ。そんなの』と。
煙たがってすぐドアを閉める人もありーの。
もー。これ。なんですか。罰ゲームですかー。
一軒一軒って…。
しかも、ドイツ語レベル3歳児以下なのに。
結局。誰も私の荷物を預かっていなかった…。

で。
 郵便局は閉まっていたが。
DHLの配送ドライバーを道端で発見。
迷ったが、ここでドライバーに遭遇するなんて。
もしかしたら。 ああ。
天が恵んでくれた運かも!ありがたやー。
ちと恥ずかしいが思い切って話しかけた。
「私の荷物を探しています。しりませんかー?」
「うーん。普通は家に居なかったら、不在票が入っていて。
どこの家に預かってもらっているか書かれているはずだよ」

そうなんだけどね。
『普通』でないことが起きるのが。私なんですよ。
やっぱり。これも天の恵みでなかった…。

もー。私の後ろに付いている人(守護霊っつうんですか…)、厳しすぎ。
試練与え過ぎでしょ。
さあ。月曜からまた荷物の捜索がはじまります。

こんどはポストに電話するかねえ。
電話ないから会社から電話しちゃおうっと。
でも。お願いだから荷物、出て来てください。
そこまでの試練を与えないでくださーい。

だって。次は。
よい意味での裏切りがある番でしょ。

2 件のコメント:

  1. おおー、それは一刻も早くドイチェポストに電話を~!

    私はウェディング用の大事な靴が入った荷物が届かないなあと思ってポストに問い合わせたときにはすでにフランクフルトの空港に送り返されていたのだ。そしてその大事な荷物は日本へ戻ってしまいました。理由はアパートの入り口のところに名前がなかったから。だから不在票もない。どんなに文句を言っても取り合ってくれなかったので日本の郵便局に事情を話したら親切に対応してくれて追加料金無しでまたドイツに送り返してくれました。

    ドイチェポストには何度となくひどい仕打ちを受けたよ。マイナス10度の寒い中歩いて不在票持って荷物を取りに行ったのに、荷物がないと言われ、そこで引き下がらずにしつこく聞いたのにもかかわらずきっぱり無いと言われて泣く泣く帰ったり。(本当はあったのだよ。最後には旦那と一緒に行ってすごく怒ったらやっと探したのだ。ちっ。)今思い出しても腹が立つ...。
    とにかく大事なギターが早く見つかるように祈っています。

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  2. ああ。やっぱりそうなのか。
    今日、DHLに電話したのだが、なんか、xxさんが荷物を持っていて、関税を払わないといけないとか。結局、『待ってなさい。来るから』と言われた。あやしい…。xxさんというのは関税か、配達関連の人だと思うのだが、なんせドイツ語だから言ってることの半分くらいしかわからないのよね。
    怪しい…。待ってたら日本に送り返されるかも…。
    EMSのオンライン追跡サービスでチェックすると「12月3日に配送先にお届け済み」ってなっているの。もー。なんのための追跡調査なのか意味不明。受け取ってないもん。

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