2009年9月18日金曜日

失業ブルース #2

****ヌクヌク島を出されたもう一つのわけ****

スキスキー。大好きー。
みたいに思ってても。
あら?あんた違ったの?

ってことがあるように。
経験を積んだり、ちょっとした出来事に遭遇すると。
人の考えや信念なんて意外とコロリと変わるもんで…。
私もサラリーマン社会、
しかも絵に書いたような日本の大企業メーカーに送られて4年半。
その間に信念がいつのまにか変わった…。

私は安定の象徴 - サラリーマン- を見下していた。
もっと言えば、
乱暴な話だが就職する人を見下していた。
社会の枠の外にいるヒッピーが一番エラかった。←バカ

しかーし。
毎日、4年も接するうちに。
私の中から彼らに対する軽蔑心はなくなった。
そう。それを体感するために私はここへ送られていたのだ。
(参照: 勝手に決定: 今生の務め
自分とこんな価値観が違う人たちと。
毎日アホな冗談を言い合い、
気がつけばこちらも完全に素な状態で毎日笑って過ごした。

そう。つまり。
サラリーマンを軽蔑する心がなくなり、
個々の人間として見れるようになった時点で卒業したのだ。
ここでの私の学びは終わった。
ってわけで。
ヌクヌク島は出され、
また次の島まで泳げってことで海に放り込まれたのだが…。

先日。
ちょっと口が滑って。
「もー。次の仕事がスーパーのレジしかなかったら泣けるーッ」
と言ってしまった…。
あーッ!もしや、次はこの軽蔑心をなくすために。
スーパーのレジに送られるのか!

もう散々、低賃金で肉体労働しました。
(参照: 連載: 履歴書に載らない履歴 #1)。
かんべんしてください…。

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